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卓上電話

たくじょうでんわ
名詞
1
標準
desk phone
文例 · 用例
カフェーを沸かしながら彼女は卓上電話をとると、麹町にある彼女の経営している店に電流を通じて、その日のスケジュールをつくるために店員たちと約束客の時間の繰合わせについて打合せを始めた。
吉行エイスケ 職業婦人気質 青空文庫
4 午後五時すぎに田村英介氏の部屋の卓上電話が、ジャバの女の快楽のときの悲鳴に似たときのこえをあげる。
吉行エイスケ 職業婦人気質 青空文庫
室の中央のデスクには受話機を外した卓上電話器と、昨夜の十一時近くまで書いていた日曜附録の原稿が散らばっていた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
」 と客の前から、いきなり座敷へ飛込んで、突立状に指したのは、床の間|傍の、※子に据えた黒檀の机の上の立派な卓上電話であった。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
直に小春が、客の意を得て、例の卓上電話で、二人の膳を帳場に通すと、今度註文をうけに出たのは、以前の、歯を染めた寂しい婦で、しょんぼりと起居をするのが、何だか、産女鳥のように見えたほど、――時間はさまでにもなかったが、わけてこの座敷は陰気だった。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
するとこの時、けたたましく卓上電話のベルが鳴りひびいたのです。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
お八ツ時分になると、甘党の松島は卓上電話で紅谷から生菓子を取り寄せ、玉露を煎れて呑んでいたが、晩餐には姐さんのためにてんやものの料理が決まって二三品食卓に並び、楽しい食事が始まるのだったが、彼自身は口がきわめて質素で、ひじきや煮豆で済ますのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
兄は、落ちつき払って、卓上電話を取り上げ、帳場に、自動車を言いつけた。
太宰治 一燈 青空文庫
作例 · 標準
オフィスに響く卓上電話の呼び出し音に、新人社員が慌てて対応した。
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彼は受話器を耳に当てながら、卓上電話のボタンを流れるように操作した。
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卓上電話の隣には、取引先の連絡先を記したメモが置かれている。
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