淮南子
えなんじ
名詞
標準
Huainanzi (ancient Chinese collection of essays)
文例 · 用例
(明治四十一年九月十二日『東京朝日新聞』) 二 一葉『淮南子』には一葉落而知天下秋とあるが、植物学者に聞いてみると、木の葉が夏過ぎて落ち散るのは葉柄の根元の処にコルク質の薄い層が出来てそこだけ脆くなるから少しの風にでも誘われて天下の秋を示すものだそうだ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
で、莊子には「巨子を以て聖人と爲し、皆之が尸たらんことを願ふ」と記し、淮南子には「墨子の服役百八十人、皆火に赴き刀を踏み、死して踵を旋さゞらしむ可し」と記し、新語の思務篇に「墨子の門、勇士多し」と云つてゐる。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
淮南子の要略に、墨子儒者の業を學び孔子の術を受くなどと云つてゐるが如きは取るに足らぬ妄言であり、同書主術に、孔墨皆先聖の術を脩め、六藝の論に通ず、と云つてゐるのも、孔墨を同視した言で、孔墨の道の相反すること多きことを無視してゐる妄言である。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
然し古より儒墨といひ、又は孔墨と併べ稱したのは何故であるか、それは淮南子が謂つた通り、兩者いづれも先聖の術を脩め古王の道に依つたからで、孔子とは其の執るところが異なつたとは云へ、墨子も亦孔子と同じく堯舜禹湯文武を稱したのである。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
列子の中、莊子の中、淮南子の中などに、これと相渉るものが少し存するが、宛として幾何學の出來ぬ學生が強ひて幾何學的論證をしてゐるのを聞くが如く、理屈めいて而もとりとめの無いやうなものである。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
「学問が無くとも道に合する者は、堯舜文王也」『淮南子(修務訓)』という。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
『淮南子』に、越人蛇を養い胆を取りて上貢としたと載せ、『五雑俎』に、〈めば、拷椋百数といえどもついに死せず、ただし性大寒にして能く陽道を萎せしめ人をして子なからしむ〉。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
したがって支那にも『淮南子』に神蛇自らその尾を断ち自ら相続ぐ、その怒りに触ればすなわち自ら断つ事刀もて截つごとし、怒り定まれば相就いて故のごとし。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
次回のセミナーでは、淮南子から抜粋した一章を先生が解説してくださる予定です。
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『淮南子』には、古代中国の思想や天文、地理に関する興味深い記述が多く含まれています。
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この哲学史の講義で、淮南子の思想が後世に与えた影響についても触れられました。
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中国古典文学に興味があるなら、まず『淮南子』を読んでみることをお勧めします。
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