陪乗
ばいじょう
名詞動詞-サ変
標準
riding in the same carriage (car) (with a superior)
文例 · 用例
対の扮装の袖を連ねて侍女二|人陪乗し、馭者台には煙突帽を戴きたる蓄髯の漢あり、晏子の馭者の揚々たるにて主公の威権|想うべし。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
宮の輿に同乗しながら御息所は、父の大臣が未来の后に擬して東宮の後宮に備えた自分を、どんなにはなやかに取り扱ったことであったか、不幸な運命のはてに、后の輿でない輿へわずかに陪乗して自分は宮廷を見るのであると思うと感慨が無量であった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
源氏は車へ頭中将、兵衛督などを陪乗させた。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
午后一時男に陪乗して敦賀を発し米原で告別して下り列車に乗移つた。
— 東海道線 『旅日記』 青空文庫
すなはち撫院の船に陪乗す。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」「老中水野は奥医師に汽船咸臨丸に陪乗することを命じた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
それには古い知り合いの女御の乳母が陪乗したのである。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
そして、「だれかお付きが一人来られますか」 と言ったので、姫君の始終そばにいる侍従という女房が行くことになり、尼君はそれといっしょに陪乗した。
— 東屋 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は上司に陪乗して、取引先への視察に向かった。
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社長の車に陪乗させてもらい、恐縮です。
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天皇陛下がご乗車になる御車に陪乗するのは、大変な名誉だ。
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