諭達
ゆたつ
名詞
標準
文例 · 用例
市川さんは支配頭のところへ呼び出されて、お手前の手跡指南は今後見合わせるようにとの諭達を受けました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
長岡城の潰滅するに及び民政局を越後三条に置かれければ、父はまたその局に出仕を命ぜられ、西本願寺の諭達と共に窮民を賑はすことに力を尽し、翌明治二年十一月に至りて帰京復命す。
— 與謝野禮嚴 『禮嚴法師歌集』 青空文庫
此は、元来なかつた制度を、模倣したと言はぬばかりの諭達であるが、実は宮廷の権威に拘ると見た為であらう。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
〔註〕左に掲ぐるは、天保十二年十二月二十六日、江戸町奉行遠山左衛門尉役宅へ、商人を呼出し、諭達したる文なり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
それは、かつて、皇居の荒廃のあまりの甚だしさに、諸国の豪族に対して、朝廷の御名をもって、 内裏御修理之料献上之諭達 が発せられたことがあった。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫