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ぐしょ濡れ

ぐしょぬれ
名詞-の形容詞形容動詞名詞
1
標準
sopping wet
文例 · 用例
……親子は顔を見合わせたそうですが、助け上げると、ぐしょ濡れの坊主です。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
腐れた肺が呼吸に鳴るのか――ぐしょ濡れで裾から雫が垂れるから、骨を絞る響であろう――傘の古骨が風に軋むように、啾々と不気味に聞こえる。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
今の夕立が往来の人を追っ払ってしまったらしく、ぐしょ濡れになった菰張りの小屋の前には一人も立っている者はなかった。
お照の父 半七捕物帳 青空文庫
気持ち悪げに泣き叫ぶ赤坊の股の下はよくぐしょ濡れになっていた。
有島武郎 小さき者へ 青空文庫
雨の音と、ツイ縁側のさきを流れている渓川の音とに耳を澄ましているところへぐしょ濡れになって十二と八歳の兄と妹とが帰って来た。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
仲のいい友達を一人失くした哀しみを抱きながら、雨蛙はぐしょ濡れになって、無花果の上葉から下葉へと飛び下りました。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
髪も着物もぐしょ濡れになっているのを見ると、きのうのシャワーが降ってくる前か、あるいは降っている最中かに、そこで変死を遂げたらしいんです。
岡本綺堂 探偵夜話 青空文庫
汽車の酔がまだおさまらぬところへ、頭から雨にぐしょ濡れになったので、駅に戻った時、ますます気持がわるくなってきた。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
作例 · 標準
突然の雨で、傘がなかった彼は全身ぐしょ濡れになった。
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洗濯物を干し忘れて、夕立でぐしょ濡れになってしまった。
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犬が泥水で遊んで、家に戻ってきた時にはぐしょ濡れだった
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