伽草子
とぎぞうし
名詞
標準
fairy-tale book
文例 · 用例
そうして、その次に、「惜別」という魯迅の日本留学時代の事を題材にした長篇と、「お伽草子」という短篇集を作り上げた。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
「お伽草子」を書き上げて、その印税の前借をして私たちはとうとう津軽の生家へ来てしまった。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
『福富草子』は足利氏の世に成ったもので、『新編|御伽草子』の発端に出おり今は珍しからぬ物だが、京伝、馬琴の時には流布少なかったと見える。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
陰惨なものはあつたが、表現能力が低かつたので、室町時代の御伽草子などは、のんきなものになつて了つた。
— 折口信夫 『手習鑑雑談』 青空文庫
室町時代の初期から徳川時代の初期にかけて行はれたお伽草子と、かうした歌比丘尼の為事との相違は、文字に書き現されてゐるかゐないかといふだけで、どちらも地獄極楽を説き、懺悔の物語をしてゐる点は、同じである。
— 折口信夫 『お伽草子の一考察』 青空文庫
お伽草子のすべてとは言へぬにしても、その一方面には確かに歌比丘尼の語りごとに代ふるに文字を以てしたところがある。
— 折口信夫 『お伽草子の一考察』 青空文庫
お伽草子の中に、名高い七人比丘尼の話がある。
— 折口信夫 『お伽草子の一考察』 青空文庫
お伽草子の中にも、単なる一生の物語と見える様なものが多いが、其らはすべて懺悔に関する部類に一纏めにして考へられる。
— 折口信夫 『お伽草子の一考察』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、祖母がよく伽草子を読み聞かせてくれた。
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図書館で、珍しい伽草子のコレクションを見つけた。
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日本の古典文学には、多くの伽草子が含まれている。
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ウィキペディア
『伽草子』(おとぎぞうし)は、1973年6月に吉田拓郎(当時はよしだたくろう)がリリースしたオリジナル・アルバムである。また同名タイトル曲も収録している。
出典: 伽草子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0