童言
わらわごと
名詞
標準
文例 · 用例
又「アンタマン」島榜葛剌近傍ノ兒童ノ事ヲ記セル書ニモ、其兒童言語ヲ覺エテ之ヲ反復スルハ、速カニ且容易ナレドモ、此語ヲ相通ジタル觀念ヲ以テ結合スルコト能ハズト。
— 西周 『學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論』 青空文庫
○あぢき無く何の枉言いま更に小童言する老人にして 〔巻十一・二五八二〕 作者不詳 枉言はマガコトと訓んでいたが、略解で狂言としてタハコトと訓んだ。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
これが深見草一流の歌道のかぶれでなかったことは、和歌には向かぬが民間のうたいものや童言葉に、ぴたりと合っているものの多いのを見ればわかる。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
かごめ・かごめ 遊戯の童言葉とは、本来は歌と舞とのように、表裏不可分のものであったらしい。
— 柳田国男 『こども風土記』 青空文庫
次には(ロ)語りもの、(ハ)民謡、(ニ)唱えごとや童言葉、(ホ)謎及び判じもの、(ヘ)たとえごとや教訓語、普通にことわざの名をもって知られているもの、(ト)その他の物言いすなわち常用文句、口合い・秀句の類はこれに入る。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫