波勢
はせい
名詞
標準
文例 · 用例
二十三日まで湊をささえていた筑波勢は、館山に拠っていた味方の軍勢と合流し、一筋の血路を西に求めるために囲みを突いて出た。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
稲右衛門の率いる筑波勢の残党は湊の戦地から退いて、ほど近き館山に拠る耕雲斎の一隊に合流し、共に西に走るのほかはなかったのである。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
エーテルの世界には毎晩のようにJOAKの音楽やらラジオドラマが其の強力な電波勢力を誇りがおに夜更けまでも暴れているような時勢になりました。
— 海野十三 『壊れたバリコン』 青空文庫
可弊里見波勢自等許等太弖、大夫乃伎欲吉彼名乎、伊爾之敝欲伊麻乃乎追通爾、※我佐敝流於夜能子等毛曾。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
激浪漲天の勢いは依然たるも、午後より風力の減ずるに従い、波勢もまた減ず。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
ハリ引馬野爾 仁保布榛原 入乱 衣爾保波勢 多鼻能知師爾 ハリはハリノキで今日では普通にハンノキと呼んでいる。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
妙 ……では、あなたは筑波勢の方へ行くのは、スッカリやめてしまったのかえ?
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
お妙 ……では、あなたは筑波勢の方へ行くのは、すっかりやめてしまったのかえ?
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫