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上り下り

のぼりくだり異読 のぼりおり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
going up and down
文例 · 用例
峠が上り下りして、森らしくなる、杜鵑がしきりに啼く、湯治の客が、運んだ飜ぼれ種子からであろうが、栂の大木の下に、菜の花が、いじけながらも、黄色に二株ばかり咲いていた、時は七月末、二千|米突の峠、針葉樹林の蔭で!
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
こんなことを生業として宿々に知り合いが出来るとなおこの街道から脱けられなくなり、家を離散さしてから二十年近くも東海道を住家として上り下りしていると語った。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
お里が別に苦しそうにこぼしもせず、石が凸凹している嶮しい山路を上り下りしているのを見ると、清吉はたまらなかった。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
さはいへ東京はその地勢河を帯にして海を枕せる都なれば、潮のさしひきするところ、船の上り下りするところ、一条二条のことならずして極めて広大繁多なれば、詳しく記し尽さんことは一人の力一枝の筆もて一朝一夕に能くしがたし。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
汽車の上り下りには赤帽が世話をする、車中では給仕が世話をする、食堂車がある、寝台車がある、宿屋の手代は停車場に出迎えて居る、と言ったような時世になったのですから、今の中等人士は昔時の御大名同様に人の手から手へ渡って行って、ひどく大切にされまするので、山も坂も有ったものじゃあ有りません。
幸田露伴 旅行の今昔 青空文庫
上り下りの電車がホームに到着するごとに、たくさんの人が電車の戸口から吐き出され、どやどや改札口にやって来て、一様に怒っているような顔をして、パスを出したり、切符を手渡したり、それから、そそくさと脇目も振らず歩いて、私の坐っているベンチの前を通り駅前の広場に出て、そうして思い思いの方向に散って行く。
太宰治 待つ 青空文庫
」と巡査は言いながら、くたびれて上り下り両線路の間にしゃがんだ。
国木田独歩 窮死 青空文庫
清葉は実際、途中でも、座敷でも、廊下でも、茶屋の二階の上り下り、箱部屋などでも、ちょうど、袖|袂の往通いに、生きていた頃の幽霊と、擦違って知ったのであるから。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
このエレベーターは、上り下りのボタンが少し分かりにくい。
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階段の上り下りだけで、いい運動になる。
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彼の人生は、まるでジェットコースターのように上り下りが激しい。
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