手纏
たまき
名詞頻度ランク #7592 · 青空 0 例
標準
bracelet (made of stringed jewels or bells and worn at the elbow)
文例 · 用例
慌ただしい復旧工事の際|足手纏いで邪魔になるお婆さん達が時を殺すためにここに寄っているのかという想像をしてみたが事実は分らない。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
両膝を折って少年の足許に跪いて、「この足手纏さえございませねば、貴方お一方はお助り遊ばすのに訳はないのでございます。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
虎も四疋生みながら、一、二疋足手纏いになり過ぎるので食ってしまうのかも知れぬ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
手纏の眞玉とさゆる音色、軒端にこぼるる榎の實みても、眉根を開きて笑みぬべきを、何をか煩らふ君が姿。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
養母はもとから少し下素なところのある、冷たいたちの女であつたが、夫が亡くなつて手もとが苦しくなつてからは、貰ひ子のおくみを足手纏ひのやうにつけ/\当り出した。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
男を困らせたり、足手纏ひになつたり、意気地がなかつたりするやうな、つまらない、仕様のない女と自分をすることが、今の私を最もよく慰める。
— 水野仙子 『脱殼』 青空文庫
自分もこの危急の場合に際して、何か手助になる事もと思つて、兎に角母屋の方に廻つて見たが、元より不知案内の身の、何う為る事も出来ぬので、寧ろ足手纏ひに為らぬ方が得策と、其儘土蔵の前の明地に引返して、只々その成行を傍観して居た。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
会場で出来る丈、夫人に接近して夫人を知らうとするためには、妻を同伴することは、足手纏ひだつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
巫女が舞を舞うたびに、腕の手纏がシャラシャラと清らかな音を立てた。
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出土した古代の墓からは、色鮮やかな翡翠で作られた手纏が見つかった。
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祭礼の衣装を整え、最後に手纏を腕に巻いて儀式に臨む。
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標準
bracer (for the elbow of an archer)
作例 · 標準
弓を引く際、弦が腕に当たるのを防ぐために手纏をしっかりと装着する。
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古事記の記述には、武道に長けた神が手纏を付けて戦いに赴く様子が描かれている。
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伝統的な弓術の演武では、装束の一部として今も手纏が用いられることがある。
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