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紅樹

こうじゅ
名詞
1
標準
mangrove (esp. the black mangrove, Bruguiera gymnorrhiza)
文例 · 用例
就中、公孫樹は黄なり、紅樹、青林、見渡す森は、みな錦葉を含み、散残った柳の緑を、うすく紗に綾取った中に、層々たる城の天守が、遠山の雪の巓を抽いて聳える。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
初夏の夕映の照り輝ける中に門生が誠意を籠めて捧げた百日紅樹下に淋しく立てる墓標は池辺三山の奔放|淋漓たる筆蹟にて墨黒々と麗わしく二葉亭四迷之墓と勒せられた。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
「半江紅樹売鱸魚」は王漁洋の詩である。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
干潟の泥土の中に、まるで錨を組みあはせたやうな紅樹林の景観が、どつと思ひ出の中から色あざやかに浮んで来る。
林芙美子 浮雲 青空文庫
ぎらぎらと天日に輝く油つこい葉、幹を支へる蛸のやうな枝根の紅樹林の壁が、海防でも、サイゴンでも港湾の入口につらなつてゐた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
土人の“Maraibo”という水上家屋のあいだを抜け、紅樹林の泥浜にぐいと舫を突っこむ――これが、往復八千キロの旅路のおわりであった。
小栗虫太郎 「太平洋漏水孔」漂流記 青空文庫
秋晩巡北邑先王遺制省秋収 行到辺荒意更愁 村似癈人痿不起 民如墜葉散難留 寒流病渉纔横木 衰草救飢猶牧牛 非有問窮連日苦 那看紅樹百峰秋 章句のうち、此郷の土俗風物の真体を伝へながら、しかも暗涙を以て民病の状を喝破して余す所がない。
中村憲吉 頼杏坪先生 青空文庫
作例 · 標準
沖縄の入江には紅樹が生い茂り、独特の生態系を形成している。
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カヌーに乗って、水面に根を張る紅樹の間をゆっくりと進んでいく。
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紅樹の複雑な根元は、小さな魚たちの絶好の隠れ家となっている。
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2
標準
tree with red leaves or flowers
作例 · 標準
秋の深まりとともに、山々は鮮やかな紅樹に彩られていった。
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庭に植えた紅樹の花が満開になり、道行く人の目を楽しませている。
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夕日に照らされた紅樹の葉が、燃えるような赤色に輝いている。
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