実視
じっし
名詞
標準
文例 · 用例
2 国際間の調和 欧米先進諸国の多くがすでに保護期間を「死後70年」としており、アジア太平洋地域においても、シンガポールが本年7月「死後70年」を採用し、オーストラリアでも来年1月に延長されることが確実視されている。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
その地方の俗説に、数百の蜘蛛が一塊の火となって虚空を飛行し、もし人がこれに近づくときは、たちまちその火に当たって一命を取らるるといいて、大いに恐れているとか聞いているが、妖怪研究会員豊原氏の実視せし結果を、左のごとく報じきた。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
余、かつてこれを実視せる人に聞くに、「これみな人為に出でたるものなれば、毫も奇怪とするに足らず。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
余はいまだ実視したことはないが、その名のごとく、火の形が柱のごとくなって空中に立つのである。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
余も実際、溺死せる死体について実視せしことあるが、これは決して親類に対してのみ出血するのではない。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
余も実視したことがあるが、近来は新しくこの鏡を作りて、田舎の人に高く売りつけるものがいる。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
余は数十年前、伊豆熱海客中試みしことあるも、雲のために妨げられて実視することはできなかった。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
この奇獣は余も信州佐久郡にて、アルコールに漬けてあるのを実視したことがあるが、動物学者の説には、鼬の一種であるということだ。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫