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岳麓

がくろく
名詞
1
標準
foot of Mount Fuji
文例 · 用例
消ゆるかに見えて、また立つ漣……」 岳麓にできた八つの湖、その一つ一つを見まもる八人の河神の若い瞳。
岡本かの子 富士 青空文庫
新田といふ二十五歳の温厚な青年が、峠を降りきつた岳麓の吉田といふ細長い町の、郵便局につとめてゐて、そのひとが、郵便物に依つて、私がここに来てゐることを知つた、と言つて、峠の茶屋をたづねて来た。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
岳麓の感じがあつた。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
これは、岳麓の町の特徴らしく、三島でも、こんな工合ひに、町ぢゆうを清水が、どんどん流れてゐる。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
初めは八岳麓の白駒※池という池に行く予定であった。
梅崎春生 八ガ岳に追いかえされる 青空文庫
そして岳麓の平和そうな村へ行き着くと、「しばらく、ご一同は、その辺に車馬を休めて待っていて下さい」 と、一人でどこへか立ち去ったが、ほどなく立ち帰ってきて、「劉大人が承知してくれました。
桃園の巻 三国志 青空文庫
すると、岳麓の疎林のほとりに、一廓の宏壮な土塀が見えた。
桃園の巻 三国志 青空文庫
左は角筈の工場の幾棟、細い煙筒からはもう労働に取りかかった朝の煙がくろく低く靡いている。
田山花袋 少女病 青空文庫
作例 · 標準
岳麓に広がる深い霧が、朝日の昇るとともに徐々に晴れ、雄大な山肌が姿を現した。
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富士の岳麓に位置するこのキャンプ場は、夜になると遮るもののない満天の星空を独り占めできる。
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厳しい冬の間、岳麓の村々では雪に閉ざされた静かな暮らしが続く。
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