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三杯酢

さんばいず
名詞
1
標準
vinegar, soy sauce and mirin (or sugar) mixed in roughly equal proportions
文例 · 用例
それに引きかえて値段の高い晦日蟹の塩茹となりゃあ、どうしても三杯酢で一パイと言う処で、誰が聞いても恵比寿講の何厘何毛という利前|勘定とは思われませぬ奢りの沙汰で御座います。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
初乃は、皆んなが先刻から数の子ばかりを酒の肴にしていたのをちらと想い出したので、ナマコの三杯酢をこしらえたら喜ぶだろうと思った。
織田作之助 俗臭 青空文庫
稀に三杯酢、二杯酢などのの二字ある位であるから、其他にも大菊の中で甘いものが折々ある。
幸田露伴 菊 食物としての 青空文庫
キウリが少し残っているから、あれでもって、三杯酢
太宰治 女生徒 青空文庫
帰り途、二つ井戸下大和橋東詰で三色ういろと、その向いの蒲鉾屋で、晩のお菜の三杯酢にする半助とはんぺんを買って、下寺町のわが家に戻ると、早速亭主の下帯へこっそりいもりの一匹を縫いこんで置き、自分もまた他の一匹を身に帯びた。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
まるで洗濯石鹸を揉むようで……その水を汲み換え汲み換え泡の影が無うなるまで揉みました奴の三杯酢を肴にして一杯飲もうモノナラその美味さというものは天上界だすなあ。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
度々のことにさすがの温厚なカツオ氏も、非常に腹をたて、さてその復讐の方法としてカツオ氏は、食卓の上の醤油の容器をパッと蛸氏の顔にかけ、次にその傍の砂糖の容器をなげつけ、つゞいて酢の入つた容器を投げつけたので、蛸氏は醤油と砂糖と酢とをあびて、はからずも蛸の三杯酢ができてしまつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
」「この三杯酢の味なんか、お大名料理の味だ!
菊池寛 仇討三態 青空文庫
作例 · 標準
きゅうりとわかめの酢の物を作るために、合わせ調味料として三杯酢を用意する。
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三杯酢は酢、醤油、みりんを同量ずつ混ぜるのが基本だが、好みで加減する。
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三杯酢のさっぱりした味わいは、暑い夏場の食卓にぴったりだね」
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