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日々の糧

ひびのかて
名詞
1
標準
one's daily bread
文例 · 用例
日々の糧が見えるだけだ。
太宰治 貪婪禍 青空文庫
生れて始めて、日々の糧の心配なく、専心に書物の中のことと、実験室の成績と突き合せながら、使える部分を自分の工夫の中へ鞣し取って、世の中にないものを創り出して行こうとする静かで足取りの確かな生活は幸福だった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
彼は家中の若|武士と槍を合わし、剣を交じえ、彼らを散々に打ち負かすことによって、自分の誇りを養う日々の糧としていたのであった。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
「われらの日々の糧を今日もまた与えたまえ」というような感じがしています。
倉田百三 青春の息の痕 青空文庫
日々の糧に脅かされながら、今も私はほとほとあの田舎の路を憶ひ出すのだ。
原民喜 小さな村 青空文庫
圭一郎は世の人々の同情にすがつて手を差伸べて日々の糧を求める乞丐のやうに、毎日々々、あちこちの知名の文士を訪ねて膝を地に折つて談話を哀願した。
嘉村礒多 崖の下 青空文庫
かういふ風に再編成された全文化機構は、その運用を国家政策に適応せしめることが極めて容易であるばかりでなく、その自主的な活動面に於ても、国民生活日々の糧となり、尺度となり、慰安となり、刺激となり、支柱となるのであります。
岸田國士 文化の新体制 青空文庫
しかし彼らもギュヨーのいうとおりに、ベルリオが乾葡萄を副食にアンリ四世の銅像の下で食ったという日々の糧たるパンの一片が必要である。
中井正一 近代美の研究 青空文庫
作例 · 標準
この小さな畑で採れる野菜が、我が家の日々の糧だ。
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読書は私にとって、日々の糧であり、心の栄養になっている。
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彼は家族の日々の糧を得るために、毎日早朝から働いている。
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