年少気鋭
ねんしょうきえい
名詞名詞-の形容詞
標準
being young and spirited
文例 · 用例
況や予が生活を得るまでには猶少くも三四年は間があって、母の命八十を必し難しとすれば、予は自分の功名心や、遠い先の幸福などに望を掛けて、大きな考を起す暇がないのである、年少気鋭の時代は何人にもある、予と雖も又其の内の一人であれば、外国へ飛び出さんとの念を起せるも一二度ではなかった。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
しかし、この時の独歩の体内に流れていた血は、明かに支配階級に属する年少気鋭の忠勇なる士官のそれと異らないものであった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
最後にもう一つ、頭のいい、ことに年少気鋭の科学者が科学者としては立派な科学者でも、時として陥る一つの錯覚がある。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
塩谷氏は年少気鋭、歩くこと飛ぶに似たり。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
こゝに遺憾に堪えなかったのは、当時の庄司署長が年少気鋭にしてよくかの如き大事件を剔抉し得たが、惜むらくは未だ経験に乏しかったので、彼の自白に基いて有力たる証拠を蒐集する事をしないで、早くも検事局へ送った事であった。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
しかもその多くは年少気鋭の学生連であったそうで、いまそうした年頃の、青春の人は多く浅草の歌劇団にと行き、高級の人は音楽会を待ちかねて争ってゆくようである。
— 長谷川時雨 『豊竹呂昇』 青空文庫
が、万一死なずにいた上、幸いにも教育を受けなかったとすれば、少くとも今は年少気鋭の市会議員か何かになっていたはずである。
— 芥川龍之介 『少年』 青空文庫
年少気鋭なる親王はこれを聴いて大いに怒り、すぐさま自ら法廷に赴いて「直ちに被告を釈放せよ」と声も荒らかに裁判官に命ぜられた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は年少気鋭の起業家として、業界から注目されている。
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年少気鋭の選手たちが、次々と世界記録を更新している。
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「あの年少気鋭の若者には、将来を期待せずにはいられないね。」と監督は言った。
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