妍
けん
名詞頻度ランク #8260 · 青空 80 例
標準
beauty
文例 · 用例
嬋妍に漲つて歩いてゆく女があつた。
— 梶井基次郎 『太郎と街』 青空文庫
軒ごとに、妍き娘がありさうで、皆優しい。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
もし、妻女、娘などがあったら、さぞ妍艶であろうと察しらるる。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
苟も徒に 文辞に溺れなば、蛍※ 妍を争はんと欲するなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
雄偉は華嚴にとゞめをさす、妍麗は霧降を首位とする。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
一度其|赫灼たる霊光の人の胸中に宿るや嬋妍たる柳眉玉頬の佳人をして、猶|且つ這般天馬空を行くの壮事あらしむる也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
野には晩春を咲越へて、なほ衰へを見せない花、すでに盛夏を導いて魅力ある花、それ等に交り、当期の花は鮮妍を競つて盛上つてゐる。
— 岡本かの子 『初夏に座す』 青空文庫
前なる四輪の豪奢な馬車には、霊公と並んで嬋妍たる南子夫人の姿が牡丹の花のように輝く。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の顔には、若々しい妍があふれていた。
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花の妍を競うかのように、庭園には色とりどりの花が咲き乱れている。
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画家は、女性の妍を表現することに長けていた。
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