踏み台
ふみだい
名詞頻度ランク #29079 · 青空 98 例
標準
stool (stood on to reach high objects)
文例 · 用例
俺れらは、隊長の踏み台にせられて手や脚を落すさ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
先生の一番目の嬢さんがまだ子供の時分この半身像にすっかりラヴしてしまって、おとうさんの椅子を踏み台にしては石像に接吻したそうです。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
その設計の詳細をいちばんよく知っているはずの設計者自身が主任になって倒壊の原因と経過とを徹底的に調べ上げて、そうしてその失敗を踏み台にして徹底的に安全なものを造り上げるのが、むしろほんとうに責めを負うゆえんではないかという気がするのである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
第一のでは、入り口の踏み台までも人がぶら下がっているのに、それがまだ発車するかしないくらいの時同じ所に来る第二のものでは、もうつり皮にすがっている人はほんの一人か二人くらいであったり、どうかすると座席に空間ができたりする。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
試みに豊国の酒樽を踏み台にして桜の枝につかまった女と、これによく似た春信の傘をさして風に吹かれる女とを比較してみればすべてが明瞭になりはしないか。
— 寺田寅彦 『浮世絵の曲線』 青空文庫
それにはさすがの米も当惑したが、駈けつけた手前そのままにもいられないので、踏み台を持って来て叔父の死体をおろした。
— 田中貢太郎 『寄席の没落』 青空文庫
この車を引っぱる電気機関車がまた実に簡単で愉快なものである、大きな踏み台か、小さな地蔵堂のような格好をした鉄箱の中に機関手が収まっている。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
月がさえて風の静かなこのごろの秋の夜に、三毛と玉とは縁側の踏み台になっている木の切り株の上に並んで背中を丸くして行儀よくすわっている。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
作例 · 標準
キッチンの上の戸棚から鍋を取るため、折りたたみ式の踏み台を持ってきた。
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子供が洗面台で手を洗えるように、プラスチック製の小さな踏み台を買ってあげた。
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電球の交換をしようとしたが、踏み台を使ってもギリギリ手が届かなかった。
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標準
stepping stone
作例 · 標準
彼は今の小さな会社を単なる踏み台としか考えておらず、数年後には独立するつもりだ。
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同僚の失敗を踏み台にして出世するようなやり方は、いつか必ずしっぺ返しを食らうと思う。
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この地方都市での成功を踏み台にして、次はいよいよ東京の市場へ進出する計画だ。
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ウィキペディア
踏み台(ふみだい)は、少し高いところに上るために用いる道具。踏み継ぎ(ふみつぎ)、足継ぎ(あしつぎ)ともいう。
出典: 踏み台 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0