寝乱れ髪
ねみだれがみ
名詞
標準
hair messed up in sleep
文例 · 用例
珍しくうららかに浅碧をのべし初春の空は、四枚の障子に立て隔てられたれど、悠々たる日の光くまなく紙障に栄えて、余りの光は紙を透かして浪子が仰ぎ臥しつつ黒スコッチの韈を編める手先と、雪より白き枕に漂う寝乱れ髪の上にちらちらおどりぬ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
棘や木の枝が、こう、ご婦人の寝乱れ髪って工合に繁っていて、そのなかには鶫もいれば虎もいる。
— タラノ音頭 ――コルシカ島の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
本を読むのかと思ったらそうでなく、それで手拍子をとりながら、寝乱れ髪の柳かげ、まねく尾花の朝帰り……と小唄をうたい出した。
— 稲荷の使 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
それが終りに近づいて、花の錦の下紐はとけてなか/\よしなや柳の絲の乱れごゝろいつ忘りよぞ寝乱れ髪の面影と、舞い収めようとした時であった。
— 谷崎潤一郎 『武州公秘話』 青空文庫
作例 · 標準
朝起きた彼女の寝乱れ髪は、芸術家のような雰囲気だった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼は寝乱れ髪を気にせず、そのままリビングへ出てきた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
寝乱れ髪をさっと手で整え、鏡を見た。
Illusions AI · gemini-2.5-flash