唾する
つばする
動詞-サ変-する動詞-自動詞
標準
to spit
文例 · 用例
しかもその「能」なるものは、そこいらにありふれた専門家が舞台の上でやるソレよりも、はるかに緊張充実したものだから面白いではないか……と言ったとて、決して眉に唾するような話ではない。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
」「へへ、駄目だい、」と唾するがごとく叫んで、滝太郎は飛んで拓に来た。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」と馭者はその愚に唾するがごとく独語ちぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
この句|固より幼穉なりといへども、しかも三日月を捻出しかつ一気|呵成にものしたる処、遥かに蒼が天保流の元祖にして当時の名家なるを思はば、誰かその面に唾するを欲せざらんや。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
ただ無益な弥次は、天に向つて唾する類であることを知ればよい。
— 岸田國士 『なんとかせねばならぬ』 青空文庫
「馬鹿いうなよ」 専右衛門は、自分にたかりたがっている町の者の顔を見ると、唾するようにいった。
— 吉川英治 『旗岡巡査』 青空文庫
しかし天に唾するようにそれは厭な感じを伴って彼の心に戻った。
— 梅崎春生 『日の果て』 青空文庫
「――ちいッ」 唾するような息が、相手の口をついて走った。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
彼は相手の卑劣なやり口に憤り、その場に唾して立ち去った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
神聖な場所に唾するような行為は、決して許されるものではない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
敗北を認めたくない彼は、審判の判定に対して不満げに唾した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview