属小
ぞくしょう
名詞
標準
文例 · 用例
八重子は今年の春に附属小学校から学園に移ったのですが、中産階級の奥さま型に出来上っている顔はもう制服姿に似合わないほど纏って取済したものになりました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
で、私を何所へ遣ったものでしょうと家でもって先生に伺うと、御茶の水の師範学校付属小学校に入るが宜かろうというので、それへ入学させられました。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
同時にタヴィストックを中心に一〇マイル圏内の厩舎と付属小屋をことごとく調べました。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
父はこの意見にはあまり賛成しなかったが、母が独断で明治十九年の三月に師範学校の附属小学校に入校願を出した。
— 伊波普猷 『私の子供時分』 青空文庫
五月二十八日 水 ВОКС へ行ってから、散々ひどい埃の中を歩いて第一実験研究所附属小学校を見に行く。
— 一九三〇年(昭和五年) 『日記』 青空文庫
* * 誠一が大村の師範付属小学校を卒業するとき、学校から一羽のはとをいただいた。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
職員其他――医師一、教母一〇、男女傭人八六(看護婦、雑役、炊事係、洗濯婦) 附属小学校――教師九、生徒一五〇。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
仏英和女学校の附属小学校のオカツパの生徒が一人、女中に連れられて習ひに来てくれたことはせめてもの慰めであつた。
— 岸田國士 『芝居と僕』 青空文庫