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図巻

ずかん
名詞
1
標準
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文例 · 用例
「帰程忽及大猪水、水阻始通灘猶駛、渉夫出没如鳧※、須臾出険免万死」の初四句は、当時|渉河の光景を写し出して、広重の図巻を展ぶるが如くである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
これよりさき、保田の町へ入り込んだ田山白雲は岡本|兵部の家へおちつき、その夜は兵部の家の一間で、熱心に主人が秘蔵の仇十洲の回錦図巻を模写しておりました。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
つまり、よくよくこの仇十洲の回錦図巻に惚れこんだればこそ、万事を抛って模写にとりかかったものと見るほかはない。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
仇十洲の回錦図巻の模写に、田山白雲が寝ることも、飲むことも、忘れていると、「今晩は……」 そこへ、極めてものなれた女の声。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
」「結構なものですよ、全く惚れ込んでしまいましたね」「そうですか、そんなによいものなら、わたしにも見せて頂戴な」といって無遠慮に図巻の上へ伸ばしたその手が、白魚のように細かったものですから、ここに初めて田山白雲は愕然としました。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
仇英の回錦図巻と狂女の絵。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
北原謙次が、「山陽の耶馬渓図巻の記を読むと、猪を食うところがありますね」「そうそう、今でもそのあとに、喫猪亭というのがある」「耶馬渓へおいでになりましたか」「行きました」「どうですか、いいところですか」「そうさ、人によってだが、わたしはあまり好かないよ。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
昭和二十二年(1947) 五十五歳菊池寛氏の依頼にて、初めてこの年、新生社の「東京」へ短篇「人間山水図巻」を書く。
吉川英治 年譜 青空文庫
作例 · 標準
博物館の特別展で、鎌倉時代に描かれた貴重な合戦図巻が公開されている。
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長大な図巻を少しずつ紐解きながら、当時の人々の暮らしに思いを馳せる。
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その絵師は、四季の移ろいを一つの図巻の中に凝縮して表現した。
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