思い残す
おもいのこす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to regret
文例 · 用例
最早や思い残すことのない父親は、やがて、エンゼルの姿をした二人の息子に手をとられて色とりどりの麗わしい花園を歩いている夢を見ながら、天国へ去りました。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
思い残すことは一つもない。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
だからこの世に思い残す事はモウ一つも無い……云々と……。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
君枝の身体ももうちゃんとかたづいたし、思い残すところはない。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
思い残す事はない……南無……。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
明日死んでも思い残す事あない」「アハハハ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
「ながなが御厄介をかけました、私はこれで前世の思いを果しましたから、思い残すことはありません、これでお別れいたします」 女は顔を壁の方に向けたままで歿くなってしまった。
— 田中貢太郎 『緑衣人伝』 青空文庫
これ以上、思い残すことやり残したことなどあるものか。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
例句