草むす
くさむす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to be covered in grass
文例 · 用例
海行かば水漬く屍、山行かば草むす屍、また顧みぬ防人の昔ながらの雄たけびや。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
また長歌には、「大伴の遠つ神祖の、其の名をば大来目主と、負ひ持ちて仕へし官、海行かば水漬く屍、山ゆかば草むす屍、おほきみの辺にこそ死なめ、顧みはせじと言立て」(巻十八・四〇九四)云々とあるもので、家持は生涯の感激を以て此の長短歌を作っているのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
そして草むす生品の辺をさまよい、幾多の英魂に心からな血涙を手向けては帰った。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫