仏臭い
ほとけくさい
形容詞
標準
otherworldly
文例 · 用例
お上さんとこへ結いに行くのもいいけれど、お隣の壁越しに伝わってくる匂をかぐと、仏臭いような気がしてたまらないから、なるたけこっちへ、出かけて来てもらいたいって。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
室へはいるとすぐ仏臭い烟で鼻を撲たれた私は、その烟の中に坐っている女二人を認めました。
— 夏目漱石 『こころ』 青空文庫
その課題により、まづ案じ入らうとしてじつと心を落ちつけようとすると、仏臭い線香の匂がぷうんと鼻を掠めた。
— 飯田蛇笏 『薄暮の貌』 青空文庫
掛軸からぬけ出したやうに、歌麿式の凄艶な容姿の婦がやつて来て、蚊遣香をつぎ足したので、又ひとしきり、仏臭い匂があたりに強く流れた。
— 飯田蛇笏 『薄暮の貌』 青空文庫
あの妙な形をした仏臭い木魚を脂粉の気の漂っている辺に用いているというところに、かえって一種のおかしみがある。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の話し方はどこか仏臭く、現実離れしていると感じた。
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彼は修行のしすぎで、顔つきまで仏臭くなっていた。
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その絵は、世俗を離れた仏臭い雰囲気を醸し出している。
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