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戦慄く

わななく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to tremble
文例 · 用例
……」 眼を瞠ると、白紫陽花の戦慄くような女の姿が、ちらと、そこの蔭に見えた。
吉川英治 牢獄の花嫁 青空文庫
数十人の智慧ある先賢に手をとられ、ほとんど、いろはから教えたたかれて、そうして、どうやら一巻、わななくわななく取りまとめた。
太宰治 創作余談 青空文庫
男滝の方はうらはらで、石を砕き、地を貫く勢、堂々たる有様じゃ、これが二つ件の巌に当って左右に分れて二筋となって落ちるのが身に浸みて、女滝の心を砕く姿は、男の膝に取ついて美女が泣いて身を震わすようで、岸に居てさえ体がわななく、肉が跳る。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
私は、そうした妖気に包まれながら、わななく指で左右の手袋の釦をシッカリとかけ直していたように思う。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
わななく指先で眉香子の腕を押し除けて、棒のようにスッポリと立ち上った。
夢野久作 女坑主 青空文庫
(娘、わななく手で水甕を差出す。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
夫人は、ただもの言わんとして唇のわななくのみ。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
」といって、さすがの少年が目に暗涙を湛えて、膝下に、うつぎの花に埋もれて蹲る清い膚と、美しい黒髪とが、わななくのを見た。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
恐ろしい知らせを聞き、彼女は全身で戦慄いた
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極寒の夜、体は震えを抑えきれずに戦慄いた
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予期せぬ展開に、観客は息を呑み、静かに戦慄いた
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戦慄く(わななく) — 幻辞.com