お段
おだん異読 オだん
名詞多音語
標準
row of syllables on the Japanese syllabary table that ends with the vowel sound "o"
文例 · 用例
それからなお段々と長ずるに従って進むかというと、先ず概してそれより以上は進まない。
— 新渡戸稲造 『教育の目的』 青空文庫
仙太 おお段六公ではねえか!
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
むっつり右門のだんなと聞いちゃ、おらがひいきのおだんなさまだ。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
精出して音いろを覚えろ、にせの小判とほんものとでは音が違うからと、おだんなさまがおっしゃったんで、音いろを聞き分けているんですよ」「うそおっしゃい!
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
井上のおだんなのところから、お葉さんがお使いにみえましてね――」「葉というは女中か!
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
変なことに出会ったというのはそれっきりか」「いえ、もう一つあとで気がついたことなんですが、どう考えてもふにおちないことがあるんですがね」「なんじゃ」「お葉さんがお使いに来たとき、井上のおだんなは夜勤に出かけてるすだとたしかにおっしゃったのに――」「いたというのか!
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
ああいう鼓は、なんというんだか、謡の鼓でもなし、三河万歳の鼓でもなし、どうもさる回しのたたくやつじゃないかと思うんですが、それをまたどうしたことなんだか、井上のおだんながひどくお堪能でね、今までもときおりちょくちょくと夜ふけになんぞおたたきになったんですよ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
「八丁堀のおだんながたでござりまするか」 早くも右門主従をそれと知ったらしく腰を低めましたので、名人もまたおごそかにきき尋ねました。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日頑張っている。
私の意見です。
私がやります。
私は同意しません。
ウィキペディア
お段(おだん)は、五十音図において、最も下の段(第5段)のことである。お、こ、そ、と、の、ほ、も、よ、ろ、をから成る。どの音にも、母音/o/が含まれる。単音で発話した際の下顎位の前後座標の推移は、え段の次に強いとされている。
出典: お段 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0