松根
しょうこん
名詞
標準
文例 · 用例
また連俳に関しては松根東洋城君と付け合わせの練習の間に教えらるるところが少なくなかった。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
松根はアレデ可愛らしい男ですよ。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
あの男は松根と正反對である。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
) 野外 蔡節齋松裏安亭松作門看書松下坐松根閑來又倚松陰睡淅瀝松聲繞夢魂(松字六)(松裏に亭を安んじ松を門と作し、書を松下に看て松根に坐す。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
一人の年寄は態と立留まつて、まるでそれをはじめて眺めるやうに、「ははあ、なるほど、松根油か。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫
松根油が出るから日本は勝つさうな」と、からからとわらひだした。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫
この村の人々が松根油でさんざ苦しめられてゐるらしいことを、ふと私はさとるのであつた。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫
柩のそばには、松根さんが立っている。
— 芥川龍之介 『葬儀記』 青空文庫