御宴
ぎょえん
名詞
標準
court banquet
文例 · 用例
御宴席に出た人々の様子も態度も非常によく洗練されて見えた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
「はい今夜は御宴会が二つばかりございましてね。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
西八條の御宴より歸り途なる侍の一群二群、舞の評など樂げに誰憚らず罵り合ひて、果は高笑ひして打ち興ずるを、件の侍は折々耳|側て、時に冷やかに打笑む樣、仔細ありげなり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
何の御用と問はれて稍々、躊躇ひしが、『今宵の御宴の終に春鶯囀を舞はれし女子は、何れ中宮の御内ならんと見受けしが、名は何と言はるゝや』。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
何の御用と問はれて稍※、躊躇ひしが、『今宵の御宴の終に春鶯囀を舞はれし女子は、何れ中宮の御内ならんと見受けしが、名は何と言はるゝや』。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
多人数様の御宴会には特別勉強致します。
— 黄と白の群像 『踊る地平線』 青空文庫
朱雀院がまだ御全快あそばさないので、この御宴席で専門の音楽者は呼ばれなかった。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
来年法皇は五十におなりになるのであったから、若菜の賀を姫宮から奉らせようかと院はお思いつきになって、それに付帯した法会の布施にお出しになる法服の仕度をおさせになり、すべて精進でされる御宴会の用意であるから普通のことと変わって、苦心の払われることを今からお指図になっていた。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫