荘大
しょうだい
名詞
標準
文例 · 用例
兄弟よ、われ等の肉と血潮の上に、脂切つた肉体と、それを包む華美な衣服と、荘大なる邸宅を載せて、悦楽を貪る資本家に反抗してはならぬ。
— 葉山嘉樹 『工場の窓より』 青空文庫
想像の翼を張って天の高きに達しまた地の深きを穿つ、高速と細微と伴い荘大と優美と並立す、まことに得がたき筆、古今独歩の大文学というべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
まことに荘大なる言である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
人の合唱、人の歓呼すら荘大高妙を極むることあるに、これはまた類なき合唱歓呼――晨星声を揃えて歌い、神の子たち皆歓び呼わるの合唱歓呼である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
思うだに心|躍る所の、荘大といい厳粛といい優美というも到底いい尽し得ぬ所の、光景の中に造られたのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
昼は満天の漠々たる雲が海を蔽い夜は底しれぬ暗黒が海を包む光景を親しく観て、この形容の荘大、優美にしてかつ如実なるを悟り得るのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
彼は海を見、また海を制する陸を見、また黎明の荘大なる光景に接せしこと一再に止まらなかった。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
神の造りし荘大なる宇宙とその深妙なる運動、神の所作と支配、そこに神は見ゆる。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫