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変ちくりん

へんちくりん
形容動詞名詞
1
標準
strange
文例 · 用例
そうしたら八っちゃんは暫く顔中を変ちくりんにしていたが、いきなり尻をどんとついて僕の胸の所がどきんとするような大きな声で泣き出した。
有島武郎 碁石を呑んだ八っちゃん 青空文庫
この正月の元日、五条の大橋でよそながら出会うことは出会ったが、お師匠さまが変ちくりんな女と仲がよさそうに話したり泣かれたりしていたので、お通さんはすっかり怒ってしまい、蓋を閉めた蝸牛のように、いくら手を引っ張ったって、出て来やしない。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
親父の自分勝手と息子のへんちくりんな人生観に呆れかへつた使用人の三平は、こりやどうも旦那方のすることは、まるで分らん、といふあたり、この空とぼけた中には作者の勢一杯の人生観が飾りなく投げだされてあるのだらうと思はれた。
――「文芸」の作品批評に関聯して―― 悲願に就て 青空文庫
親父の自分勝手と息子のへんちくりんな人生観に呆れかえった使用人の三平は、こりゃどうも旦那方のすることは、まるで分らん、というあたり、この空とぼけた中には作者の精一杯の人生観が飾りなく投げだされてあるのだろうと思われた。
――「文芸」の作品批評に関聯して―― 悲願に就て 青空文庫
いっそう森を幻想たらしめるのは、膨大な数のへんちくりんな生き物、枝を這うリスのようであり、頭が毛で覆われたネズミのようでもあり、長いカギ爪を持ち、魚のような先細の尾を持っている。
The Island of Shadows 幽霊島 青空文庫
作例 · 標準
古道具屋の店先のガラクタ箱の中に、用途の全く分からない変ちくりんな形の真鍮の置物が転がっていた。
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弟が画用紙に描いたのは、頭が三つで足が八本もある、なんとも変ちくりんな宇宙人の絵だった。
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近所の空き地に引っ越してきたおじさんは、毎日変ちくりんな呪文のような歌を口ずさみながら庭の手入れをしている。
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