ぺたり
ぺたり異読 べたり
副詞-と
標準
slapping on (stamp, sticker)
文例 · 用例
太い弛んだ婆やの足は、ぺたりぺたり、とその上を歩いた。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
離れの六畳へ這入るや否や、婆やはかやの手を握ったまま其処へ体を投り出す様にしてぺたりと坐った。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
仲居さんは、あの人が財布の中のお金を取り出すのに、不自然なほど手間が掛るので、諦めてぺたりと坐りこんで、煙草すら吸いかねまい恰好で、だらしなく火鉢に手を掛け、じろじろ私の方を見るのだった。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
その隅の方には一組の男女がぺたりと頬をくっつけながら、踊っているのだった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
ところが、やがて電車が来て、並んでいた人々が動き出し、針助も二三歩前へ進みかけた途端、次郎は何かあわてて、いきなり針助の体を押すように、ぺたりと背中へ自分の体をつけた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
暫らくおたかはぺたりと坐りこんだまま、肩で息をし、息をし、畳の一つところを凝視めていた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
おたかはぺたりと尻餅をついた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
お君の母親は、お君の記憶する限り、まるで裁縫をするために生れて来たような女で、いつみても、薄暗い奥の部屋にぺたりと坐り切りで縫物をしていたが、お君が十五の時、糖尿病をわずらって死んだ。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
重要な契約書の内容を再確認し、最後に実印をぺたりと押して書類を完成させた。
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転んで擦りむいた膝に、保健室の先生が冷たい消毒液を塗ってから絆創膏をぺたりと貼ってくれた。
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買い物のレジで、店員さんが「お買い上げ済み」の赤いシールを商品にぺたりと貼布した。
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標準
flopping down
作例 · 標準
一日中歩き回ってすっかり疲れ果て、玄関に入った途端に床にぺたりと座り込んでしまった。
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飼い犬は散歩から帰ると、涼しい大理石の床を探してそこへぺたりと腹ばいになって休むのが日課だ。
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体育の授業でマラソンを走り終えた生徒たちが、校庭の芝生に次々とぺたりとへたり込んでいる。
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