幻辞.com

尼御台所

あまみだいどころ
名詞
1
標準
minister or general's wife who became a nun
文例 · 用例
十二日、甲辰、和田左衛門尉義盛、上総の国司に挙任せらる可きの由、内々之を望み申す、将軍家、尼御台所の御方に申合せらるるの処、故将軍の御時、侍の受領に於ては、停止す可きの由、其沙汰訖んぬ、仍つて此の如き類、聴されざる例を始めらるるの条、女性の口入に足らざるの旨、御返事有るの間、左右する能はずと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
三日、庚辰、晴、辰刻、将軍家並びに尼御台所、二所に御進発、相州、武州、修理亮以下扈従すと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
六日、丙午、天霽、申剋、将軍家前大膳大夫広元朝臣の亭に入御、是去る二日、御所焼失せるに依るなり、御台所、又南御堂より其所に入御、尼御台所、本所に渡御。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
廿日、丙※、晴、阿闍梨公暁、園城寺より下著せしめ給ふ、尼御台所の仰に依りて、鶴岳別当の闕に補せらる可しと云々、此一両年、明王院僧正公胤の門弟となりて、学道の為に住寺せらるる所なり。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
卅日、甲辰、永福寺に始めて舎利会を行はる、尼御台所、将軍家並びに御台所御出、法会の次第、舞楽已下美を尽し、善を尽す。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
四日、丙午、快霽、尼御台所御上洛。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
此脚本を芝居に掛ける時に、一番人選のむつかし相なのは、実朝よりも寧、尼御台所である様です。
折口信夫 芝居に出た名残星月夜 青空文庫
前にも言うた通り、位置を護らうとする政治風な色あひを始中終見せて居る、と言ふ評判の(一見の私にも、さう見えました)女形役者に、尼御台所の役がうつてつけの物だ、と言ふことに気のつかなかつたはずはないのです。
折口信夫 芝居に出た名残星月夜 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日尼御台所について考えている。
尼御台所という言葉は日本語で重要だ。
彼は尼御台所の意味を理解している。
この文には尼御台所が含まれている。