入質
にゅうしち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
pawning
文例 · 用例
古着屋のような構えで、入口の陳列窓にいつか入質て流した靴が陳列されていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
野崎はん、今日は何|入質はるんどす?
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
長崎では、家屋敷よりも墓の方が入質価値があるといふ、墓を流したものはないさうな、それだけ長崎人の信心を現はしてゐる。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
百六十枚の質札が食堂の絨毯の下から出て来て、これはすべて被害者の所持品衣類等を入質したものである。
— 牧逸馬 『生きている戦死者』 青空文庫
本をことごとく売り払い、着物のいい物を、ことごとく入質してしまった。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
本は売ってしまって読むものはないし、入質したものを、古着屋へ売って、その差額を幾度か得た。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
「何うして」「明日から十月でしょう」「うん」「この着物で――歩けないわ」 冬物が、値がいいので、ことごとく入質して、夏物のみである。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
本を売り、着物を入質し、女の物を売り、貸間へ落ちとうとうどん底へ来てしまつた。
— わが落魄の記 『貧乏一期、二期、三期』 青空文庫
作例 · 標準
生活費を工面するため、祖母から譲り受けた金の指輪を質屋に入質した。
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彼は借金の担保として、大切にしていた高級腕時計を入質することに決めた。
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入質した品物を期限内に受け戻しに行かなければ、質流れとなってしまう。
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