壁沿い
かべぞい
名詞-の形容詞名詞
標準
along the wall
文例 · 用例
事件だというのに、ふらふらと、気取ったとさえ思える調子で通路を行きつ戻りつ、ただ地面を見、空を仰ぎ、向かいの家から壁沿いまでにらみつけていく。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
ホームズは壁沿いに背をつけてぐるり、鎧戸をいそいそと下ろして回り、しっかりと差し金をかけた。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
旗が黄金色して眩いばかりに 頂きにて数々流れそよいでいた――(これは――何もかも――古えの はるか昔のこと)穏やかな風が吹くたび絡み合う あの愛おしい日に羽飾り並ぶ色褪せた城壁沿いから 香気は翼生やして離れ去った。
— エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 『ポオ異界詩集』 青空文庫
それから通りを徘徊してみると、期待通り、裏庭の壁沿いの小道に厩舎があった。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
伸子は、厳粛な顔つきで、赤い広場の右側、クレムリンの外壁沿いにつくられている観覧者席へ入って行った。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
だが、孫伍長は、小西門を出て、城壁沿いに暫く行くと、慌てて前後を見廻した。
— 木村荘十 『雲南守備兵』 青空文庫
そこで 明るみに 出たのは 火元のそば かべぞいの 小さな とびらです ―― 小さな くろがねの とびらが ついていたのは レンガで できた 古いかたの オーヴンで、 それは まきを もやして つかうものでした。
— THE TALE OF MR. TOD 『きつねめさんのはなし』 青空文庫
作例 · 標準
美術館の長い廊下を、展示作品に触れないよう壁沿いにゆっくり歩いた。
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狭い路地で対向車が来たので、自転車を壁沿いに寄せて通り過ぎるのを待った。
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「コンセントなら、あそこの棚の後ろの壁沿いにあるはずだよ」
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冬の冷たい風を避けるために、ビルが立ち並ぶ壁沿いを選んで歩く。
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