笹折
ささおり
名詞
標準
文例 · 用例
三 お登久の姉妹に土産の笹折を持たせて帰して、半七はまだ茗荷屋に残っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
よいよい、何用じゃ」「実は今朝ほど、御門内にいぶかしい笹折りが一包み投げ入れてでござりましたゆえ、早速一見いたしましたところ、品物は大きな生鯛でござりましたが、何やら殿様宛の手紙のような一事が結びつけてござりますゆえ、この通り持参してござります」「……?
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
御馳走してつかわす品があるゆえ、早速|曳いて参れ」 すぐに走り出していった様子でしたが、程経て下僕が、一匹の見るからに剽悍無比などら猫を曳いて帰ったので、退屈男は手ずからそれなる不審の鯛をとりあげると、笹折ごとに投げ与えました。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
御馳走してつかわす品があるゆえ、早速曳いて参れ」 すぐに走り出していった様子でしたが、程経て下僕が、一匹の見るからに剽悍無比などら猫を曳いて帰ったので、退屈男は手ずからそれなる不審の鯛をとりあげると、笹折ごとに投げ与えました。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
――まア御免よ」 ただそれだけいって、駐春亭の料理の笹折をぶら提げた歌麿の姿は、雨戸の中へ、にゅッと消えて行った。
— 江戸名人伝 『歌麿懺悔』 青空文庫