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前後撞着

ぜんごどうちゃく
名詞動詞-サ変
1
標準
self-contradiction
文例 · 用例
先生は前からあの女……ユリ子を御存じなのですか」 私は思わず発したこの質問が、如何に前後撞着した、トンチンカンなものであったかを気付くと同時に、自分の膝頭がガクガクと鳴るのをハッキリと感じた。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
一、明治廿五年五月廿三日、本員等は如此前後撞着の答辯に對し更に第二囘の質問をなし、農科大學の試驗成績を以て國務大臣の明答を促したり。
田中正造 公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書 青空文庫
ぼく自身が矛盾、前後撞着、相反感情をバラバラに抱き得る、例の生者には不可解な分裂症患者に似た者のひとりの実感は自明の理、殊更、特筆大書する必要はなかったのである。
田中英光 さようなら 青空文庫
かつ日本において発達したる政論派中当時に至るまでいまだこの論派より充実したるものはあらず、学理と実際とに照らしてその説を立てしかして首尾不同前後撞着の弊少なかりしは、実にこの論派を然りとなす、改進論派の吟味はここに止め、吾輩はこれよりかの帝政論派なるものの大要を吟味せん。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
もと/\嘘で固めたのだから、前後撞着矛盾を生じるから、益※突っ込まれる。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
同じ山に旭と書いたり朝日と書いたりして更に統一がない、其上に前後撞着左右齟齬彼此混同という工合に不得要領の記事が至る所にあるので、之を読む際には細心の注意を要する。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
そしてこのことは、代弁せらるべき利益の情勢の変化につれて代弁理論が刻々と前後撞着的に変化してゆくことに最もよく露呈されるのである。
AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 人口論 青空文庫
作例 · 標準
彼の説明は前後撞着しており、結局何が言いたいのかさっぱり分からなかった。
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先ほどと言っていることが違うのは、明らかに前後撞着の矛盾だ。
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感情が高ぶると、往々にして前後撞着した主張をしてしまいがちだ。
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