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亡弟

ぼうてい
名詞
1
標準
one's deceased younger brother
文例 · 用例
愛宕山林をながめて亡弟追憶の涙をしぼつた。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
お祖母様と、モウ七歳になっていた私を連れて二日市に移住し、漢学の塾を開かれた一方に、母は亡弟|峻を抱いて市内柳原に住み、相変らず足袋の底と、軍隊の襯衣に親しんだ。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
市長の一家は歡びて我を迎へ、主人の妹なるロオザ夫人は、亡弟の記念と拿破里の繁華とを語りて、我に再遊の願の甚だ切なるを告げ、主人の姪なるマリアは我をして復たララの姿を見、フラミニアの才を見る心地せしめき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
亡弟二郎の祥月命日(私の推定日)、読経焼香して彼の冥福を祈つた、彼はまことに不幸な正直な人間であつたが。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
亡弟二郎を想ふ、彼は正直すぎて、そしてあまりに多感だつた、彼の最後は彼の宿命だつた、あゝ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
亡弟二郎の祥月命日(推定)、甘い物を供へて回向する、あゝ彼は愚直すぎた!
種田山頭火 松山日記 青空文庫
明け方になつて、やつと、とろ/\したら妙な夢を見た、亡弟新婚を訪ねたことなど。
種田山頭火 一草庵日記 青空文庫
我欲刻亡弟信卿遺稿。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
命日に、亡弟が好きだったお菓子を仏壇に供えて、静かに手を合わせた。
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亡弟の遺品を整理していると、彼が大切にしていた古い写真集が出てきた。
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亡弟が叶えられなかった夢を、兄である私が代わりに果たしたいと思っている」
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