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付け届け

つけとどけ
名詞
1
標準
gift
文例 · 用例
それが次第に嵩ずるうちに、大名共、だんだんと狡猾になって、お墨付には別段音物付け届け手土産の金高質量を明記してなかったのを幸いに、いつのまにか千両は五百両にへり、五百両は二百両に減って、年ごとにその挨拶の相場が下落していったために、窮すれば人また通ず、甚だ小気味のいい妙計を案じ出したのが松平家です。
三河に現れた退屈男 旗本退屈男 第五話 青空文庫
そのもっともいちじるしきものを挙げて言えば、普請奉行が大工に割前を促し、会計の役人が出入りの町人より付け届けを取るがごときは、三百諸侯の家にほとんど定式の法のごとし。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
平素何等かの機会に充分の付け届けがしてあるのであろう。
豊島与志雄 中支生活者 青空文庫
そのほかに、諸侯からの付け届けや、袖の下がふんだんにあったから、別当は実に裕福であった。
佐藤垢石 増上寺物語 青空文庫
俺、その苦労の家元って奴と心やすくなって、盆暮にゃお付け届けをしてやるから。
正岡容 寄席 青空文庫
わちきたちが「巴里」で忘年会をして朝まで帰って来ないことも知っているし、鶴子だけが有明荘に残っていることも知っているし、わちきたちがお馬へ年越しの角樽を付け届けしたことも知ってるし、……いずれにせよ、鶴子を殺るなら、三十一日の夜から朝へかけてやるほか、もうその機会がない。
久生十蘭 魔都 青空文庫
八丁堀の旦那方をはじめ、江戸の岡っ引の大部分が、付け届けと役得で、要領よく贅沢に暮している中に、平次と八五郎は江戸中の悪者を顫え上がらせながらも、相変らず潔癖で呑気で、その日その日を洒落のめしながら暮しているのです。
遠眼鏡の殿様 銭形平次捕物控 青空文庫
「平次、お前の潔白はよく判るが、一々夜中に持って来るまでもあるまい、明日にしたらどうだ」 この間から平次が持って来た金――「疾風」の仲間が投込んだ金が積り積って六十何両、泥棒の付け届けを、一刻も持っていられない平次の気象もさることながら、笹野新三郎もこの根気には少し持て余し気味だったのです。
八人芸の女 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
先生への付け届けは何が良いか、皆で相談した。
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引っ越しのご挨拶として、ご近所にちょっとした付け届けを持って行った。
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お世話になった方への付け届けは、相手の負担にならない程度が良い。
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2
標準
bribe
作例 · 標準
その政治家は、建設会社からの付け届けが問題となり、辞職に追い込まれた。
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付け届けで便宜を図ってもらうようなことは、決してしてはならない。
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彼は付け届けを贈って、裏口入学を企てた。
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