会報誌
かいほうし
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文例 · 用例
土台石を元へもどすよりも、早く八木君をかいほうしてもらいたいと、この際、誰でも思うであろう。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
」と、ベスはこわばって、つめたくなったカナリヤを手の上にのせて、かいほうしましたが、もうだめでした。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
しんせつな りょうしは 一休さんを いえに つれてきて かいほうして くれたので、一休さんは いきかえりました。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
「朝月だ」「清兵衛をくわえているぞ」「おい、しっかりしろ、清兵衛」 城兵たちは、朝月の口から清兵衛を受け取って、かいほうした。
— 安藤盛 『三両清兵衛と名馬朝月』 青空文庫
友だちたちは、その若者をかいほうして、船に乗せ、うちまでとどけてやりましたが、若者は、それから熱病になって、床についたまま、みんなが、なにをたずねても、返事もせず、みょうなうわごとばかり口ばしりながら、ひと月もたたないうちに、死んでしまいました。
— 江戸川乱歩 『怪奇四十面相』 青空文庫
小林少年とポケット小僧は、たおれている上山さんの手足の縄をとき、たすけおこして、かいほうしました。
— 江戸川乱歩 『夜光人間』 青空文庫
五十や百の金で、人買いの手にわたす代物じゃねえから、めったな手荒をせず、島へあげて、かいほうしろ」 そういって、三人の腹心の手下をよび、なにかしめしあわせたうえ、その脇差を、そッともとのとおり、伊那丸の腰へもどしておいた。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫