お熱
おねつ
名詞
標準
having a crush on someone
文例 · 用例
とっくに分別のできた大人が、今もなお熱心に――厚紙でサンドウィッチのように挾んだうえから一思いに切ってみたら?
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
明治三十八乙巳年十月吉日鏡花 一「はい、貴客もしお熱いのを、お一つ召上りませぬか、何ぞお食りなされて下さりまし。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
明治三十八乙巳年十月吉日鏡花一「はい、貴客もしお熱いのを、お一つ召上りませぬか、何ぞお食りなされて下さりまし。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
」 と釜のふちを白い手で留めたと思うと、「お熱々。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
あら、と思つてゐるとお姉さんが玄關から出ていらして、「ノリちやんはお熱があるので學校へいけませんのよ。
— 新美南吉 『チユーリツプ』 青空文庫
疱瘡が御平癒とは申しても、あれほどの御大病でございましたので、さすがに御余気が去らぬらしく時々わづかながらお熱も出ますので、そのとしは、鶴岳宮の一切経会、放生会、またその他のお祭りにも将軍家のおいでは無く、もつぱら御ところの御奥におひきこもりでございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
いや、そのとしばかりではなく、翌年、御余気が全く去つて、お熱が出なくなつてからでも鶴岳宮へのお参りはなさいませんでした。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
「酷いお熱だったんでございますのねえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
例句