飛び魚
とびうお
名詞
標準
文例 · 用例
飛び魚がたくさん飛ぶ、油のようなうねりの上に潮のしずくを引きながら。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
小柄は、紙帳の上を、飛び魚のように閃めき飛んだ。
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
海では飛び魚が飛んでいる。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
欄干の向うには灰色の浪に飛び魚か何か閃いている。
— 芥川龍之介 『不思議な島』 青空文庫
トビウオがとぶように、船体はほとんど水面をはなれて、空中を滑走しています。
— 江戸川乱歩 『青銅の魔人』 青空文庫
漕ぎながら聞こえてくるのは、海面から跳ね出るトビウオが身を震わせる音や、闇の中を飛び去る彼らがその硬く頑丈な翼で風を切る音だった。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
老人はトビウオを愛した。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
海の上ではトビウオが一番の友だったからだ。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫