何から何まで
なにからなにまで
表現
標準
anything and everything
文例 · 用例
いつそ嬰児時代のことなぞ省いてしまはうかと思ふのだが、何分自分の事といふものは、何から何までいとしいもので、笑はれるとは知りつゝも、まづまづ右の分量くらゐは省きも出来ない、――然しま、あんまりお笑ひ下さるな。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
不思議に伊香保といふ所は、何から何まで女性的であり中庸的である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
それからお松は五ツにもなった自分を一日おぶって歩いて、何から何まで出来るだけの世話をすると、其頃もう随分ないたずら盛りな自分が、じいっとしてお松におぶされ、お松のするままになっていたそうである。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
」 半次、ジロリと仲蔵を睨み、T「何から何まで 俺の先生そっくりだァ!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
しかし何から何までべた一面に書いたといふのではなくて、これにはプルウストの方法といふものがあつて、それによつて僕達は恰度經驗を二度繰り返すやうな思ひをさされるのだ。
— 梶井基次郎 『「親近」と「拒絶」』 青空文庫
活動から歸つて來ると、「義侠のらつふるず」といふ風にノートへ役割からシナリオから何から何まで書き入れる、――そんな熱心さだつた。
— 『青空』記事 『青空同人印象記(大正十五年六月號)』 青空文庫
」 おしかが、何から何までこそこそやっていると園子はやがてそう云い置いて二階へ上ってしまうのだった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
――なる程、何から何まで、すべてが支那人の手によって作られたものである。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
「この部屋の掃除、何から何まで全部やってくれるの?」
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「彼は、何から何まで完璧にこなす男だ。」
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「旅行の準備、何から何まで任せてください!」
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