陪聴
ばいちょう
名詞
標準
文例 · 用例
今度は反対に現在ある処の日本のラジオがそれ自身独自の大学講座としての役割を果しうるかどうか、ということが問題だ、勿論現在の日本の大学のアカデミシャニズムが、必ずラジオ放送によってその講義に大衆の陪聴を許すようになるに相違ないとは云えない。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
一冊の万葉集を真中に置いて、炉の一方には良斎先生が陣取り、それと相対して北原賢次とお雪ちゃん――陪聴の役として留守番の喜平次も顔を出せば、お雪ちゃんの連れの久助さんも並んでいる。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そして陪聴の御用掛の方たちの方へ笑顔を向けられ、面白いねというふうに同意を求められるような御様子を示された。
— 中谷宇吉郎 『雪今昔物語』 青空文庫