柳川
やながわ
名詞
標準
文例 · 用例
翌朝例の通り、人夫を※って、西山峠を越えた、妙法寺の裏から、去年とは違った道――北海とも、柳川通りともいうそうだ――を登った、そうしてデッチョウの茶屋の前で、去年の登り道と一ツに合った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、徳田秋声、川上眉山、柳川春葉等も戦争小説を書いた。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
河太郎もその一つで、葛西の源兵衛堀で生け捕ったとか、筑後の柳川から連れて来たとか、子供だましのような口上を列べ立てているが、その種はもう大抵の人にも判っていた。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
十|年相見ぬ間に彼には立派な八字髯も生へ、其風采も餘程變つて居るが相變らず洒々落々の男『ヤァ、柳川君か、これは珍らしい、珍らしい。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
『時に柳川君、君は當分此港に御滯在でせうねえ、それから、西班牙の方へでもお廻りですか、それとも、更に歩を進めて、亞弗利加探險とでもお出掛けですか。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
『なあに、柳川君には片附けるやうな荷物もないのさ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
濱島は船の舷梯まで到つた時、今一|度此方を振返つて、夫人とその愛兒との顏を打眺めたが、何か心にかゝる事のあるが如く私に瞳を轉じて『柳川君、然らば之にてお別れ申すが、春枝と日出雄の事は何分にも――。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
之が俗に謂ふ虫の知らせとでもいふものであらうかと、後に思ひ當つたが、此時はたゞ離別の情さこそと思ひ遣るばかりで、私は打點頭き『濱島君よ、心豐かにいよ/\榮え玉へ、君が夫人と愛兒の御身は、此柳川の生命にかけても守護しまいらすべし。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
柳川(やなかわ、やながわ、やなぎがわ)
河川
- 柳川 (北海道) — 北海道紋別郡興部町を流れる思沙流川水系の河川。
- 柳川 (利根川水系) — 茨城県古河市・栃木県小山市を流れる利根川水系宮戸川支流の準用河川。
- 柳川 (東京都) — 東京都青梅市を流れる多摩川水系黒沢川支流の河川。
- 柳川 (長野県) — 長野県茅野市を流れる天竜川水系上川支流の一級河川。
- 柳川 (幸田町) — 愛知県額田郡幸田町を流れる矢作川水系広田川支流の一級河川。→ 柳川 (矢作川水系)
- 柳川 (豊田市) — 愛知県豊田市を流れる矢作川水系籠川支流の河川。
- 柳川 (滋賀県) — 滋賀県大津市を流れる淀川(琵琶湖)水系の一級河川。
- 柳川 (奈良県) — 奈良県吉野郡吉野町を流れる紀の川水系津風呂川支流の一級河川。
- 柳川 (島根県) — 島根県鹿足郡津和野町を流れる高津川水系の一級河川。
- 柳川 (防府市) — 山口県防府市を流れる本流の二級河川。
- 柳川 (山陽小野田市) — 山口県山陽小野田市を流れる有帆川水系の二級河川。
- 柳川 (愛媛県) — 愛媛県新居浜市を流れる本流の河川。
- 柳川 (福岡県) — 福岡県糸島市を流れる本流の河川。
- 柳川 (台中市) — 台湾台中市を流れる大肚渓水系の河川。
出典: 柳川 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0