またの日
またのひ
表現名詞副詞
標準
another day
文例 · 用例
や、何方も沸切らぬ堅い談話はまたの日するとして面白く談話そうではないか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
第一僕等に学歴はなし、それにかう見えて、僕は女に対してうんと贅沢な好みを持つてゐるんです」「弟さんは」「あれは父と同じに女嫌ひらしいです」 さうかと思ふとまたの日は急に朗らかで、いそ/\して来て、どこから探し出して来たか、古風な猥らな絵巻物をかの女にそつと拡げかけるやうなこともあつた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
お気の毒ですが、またの日においで下さい」 お慶は、品のいい中年の奥さんになっていた。
— 太宰治 『黄金風景』 青空文庫
読者、不要の穿鑿をせず、またの日の物語に期待して居られるがよい)私は、煮えくりかえる追憶からさめて、江の島へ下車した。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
さらばまたの日に会ひませう。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
ずっと前に源|俊頼の『散木奇歌集』九に、内わたりに夜更けてあるきけるに、形よしといわれける人の打ち解けてしとしけるを聞きて咳きをしたりければ恥じて入りにけり、またの日遣わしける「形こそ人にすぐれめ何となくしとする事もをかしかりけり」。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
さそくに屋敷へ帰り、おさしずどおり、殿さまに申しあげ候ところ、万々のことめでたく運び候まま、お喜びくだされたくこのご恩は、田鶴一生忘れまじく、またの日、お身親しくお目もじもかないえばと、夢のまにまにそのこと念じまいらせ候。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
またの日は武将の腕に執られて多くの誉れに充ちた一振りの剣であつた。
— 牧野信一 『天狗洞食客記』 青空文庫
作例 · 標準
今日はあいにくの雨なので、お花見はまたの日に延期しましょう。
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「すみません、今日は急用が入ってしまって」「いいですよ、またの日にまた誘ってください」
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大切な話があるのですが、あなたの都合が良ければまたの日に改めて伺います。
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