藁人形
わらにんぎょう異読 ワラにんぎょう
名詞多音語
標準
straw doll
文例 · 用例
小娘は笹の枝につけた住吉踊りの麦藁人形をかついでいた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
三一 兵士は藁人形のようにバタバタと倒れた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
神職 (発き出したる形代の藁人形に、すくすくと釘の刺りたるを片手に高く、片手に鉄槌を翳すと斉しく、威丈高に突立上り、お沢の弱腰を※と蹴る)汚らわしいぞ!
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
神職 (彼が言のままに、手、足、胴|腹を打返して藁人形を翳し見る)血も滴りょう。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
神職 秘しがくしに秘め置くべき、この呪詛の形代を(藁人形を示す)言わば軽々しう身につけおったは――別に、恐多い神木に打込んだのが、森の中にまだ他にもあるからじゃろ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
うむ、(きらりと佩刀を抜きそばむると斉しく、藁人形をその獣の皮に投ぐ)やあ、もはや陳じまいな、婦。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
禰宜 何じゃ藁人形をつけて……肌が痒い。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
鏡も胸に、な、それそれ、藁人形、片手に鉄槌。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
昔の子供たちは、藁人形を作って遊んだものだ。
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彼は藁人形に悪態をつきながら釘を打ち付けていた。
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農家の軒先には、豊作を願う藁人形が吊るされていた。
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ウィキペディア
藁人形(わらにんぎょう)は、藁を束ねたり、編んだりして人間の形を模した人形である。古代中国では芻霊、ないし芻人と呼んだ。
出典: 藁人形 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0