どですかでん
どですかでん
名詞
標準
Dodes'ka-den (film)
文例 · 用例
「どですかでん、どですかでん」 これははじめ、どで、すか、でん、と緩徐調でやりだし、だんだんに調子を早めるのである。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「どでどで、どでどで、どですかでん」 これは交叉する線路の四点の継ぎ目を、電車の前部車輪四組と、後部四輪とが渡る音であった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「うちへ帰るんだな」六ちゃんは電車の方向を変えながら云う、「よしよし、規則違反で監督にみつかるとうるせえが、おれの電車でつれてってやろう、しっかりつかまってな、スピードをあげるからな、ほら、どですかでん、どですかでん」 電車は古いから、そのままゆけるときもあるが、故障をおこすこともある。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「さあ、スピードをあげるぞ」六ちゃんは肩の猫に云う、「どですかでん、どですかでん」 中通りの南よりに、安八百屋と呼ばれる八百屋がある。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
黒澤明監督の「どですかでん」は、初期のカラー作品として知られている。
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「どですかでん」に登場する貧しい人々が住む街の描写は、今も心に残っている。
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大学の映画サークルで、「どですかでん」を鑑賞し、その独特の世界観に引き込まれた。
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ウィキペディア
『どですかでん』は、1970年に公開された日本映画である。監督は黒澤明。カラー、スタンダード、140分。黒澤初のカラー映画で、木下惠介・市川崑・小林正樹と結成した「四騎の会」の第1作である。山本周五郎の小説『季節のない街』を原作とし、貧しくも精一杯生きる人々の生活を明るいタッチで描いた。題名は作中で少年が電車の運転士になりきったときに口ずさむ「どですかでん」という擬音語からきているが、これはもともと一般的な擬音語ではなく、山本周五郎が創作した造語である。
出典: どですかでん — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0