手をつく
てをつく
表現動詞-五段-カ行
標準
to place both hands on the ground (to express respect, apology or to present a request)
文例 · 用例
八方手をつくしたのですが、よい方法がなく、五六回、巻紙を出したり、ひっこめたりして、やっと書きます。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
八方手をつくしたのですが(まず、三四人にも出したか)よい方法がなく、五六回、巻紙を出したり、ひっこめたりして(この辺は真実ならん)やっと書きます。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
)お師匠筋へ手をつくと、運八がしゃりしゃりと、袴の膝で詰寄って、(汝というものは、老夫、大それた、これ、ものも積って程に見ろ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
百合 (黙って手をつく。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
撫子 (一度あげたる顔を、黙ってまた俯向き、手をつく。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
欣弥、不器用に慌しく座蒲団を直して、下座に来り、無理に白糸を上座に直し、膝を正し、きちんと手をつく。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
「おおーけに……」 帰らせていただきますと、両手をつくと、「なんだ、もう帰るのか」 小田はがっかりしたように、「――しかし、まアいいや。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
国中の名医が寄り集り、さまざまに手をつくしてみましたが愈々はかなく、命のほども危く見えました。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
作例 · 標準
お詫びの気持ちを示すため、彼は手をついて深々と頭を下げた。
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子供はいたずらがバレて、母親に手をついて謝っていた。
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重大な発表をする際、彼は壇上で手をついて丁寧にお願いした。
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