無線電信
むせんでんしん
名詞名詞-の形容詞
標準
radio telegraphy
文例 · 用例
当時は世界第一であったナウエンの無線電信発信所を見物したのもこの見学団の一員としてであった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ナウエンの無線電信塔の鉄骨構造の下端がガラスのボール・ソケット・ジョイントになっているのを見たときにも胆を冷やしたことであった。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
第四に電波に感じて受信器を活動させる部分は最も鋭敏を要するから、無線電信の創始以来種々の工夫が出来ている。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
汽車や飛行機や電話や無線電信はいわば氷の中へ熱鉄を飛び込ませ、水の中へ濃硫酸を酌み込むような役目をつとめるものである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
航空気象観測所と無線電信局とがまだ霜枯れの山上に相対立して航空時代の関守の役をつとめている。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
例えば塵埃に光波が当った時に、光電効果のような作用電子が放散され、それが高層空気の電離を起す事、それが無線電信の伝播に重大な関係を持ち得る事、あるいは塵が空中の渦動によって運搬されるメカニズムやその他色々の問題が残っている。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
航海と無線電信 遠洋航海の途中で船の位地を知るために、正確な時計を要するは誰も知る通り。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
この不都合をなくするには陸上の天文台で定めた正確な時刻を無線電信で海上の船に毎朝報じ時計の誤りを正すようにすればよいというので、今度カナダ政府ではこれを実行する事になったそうな。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作例 · 標準
100年以上前、タイタニック号が発した無線電信が歴史上初めてのSOSと言われている。
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無線電信の父と呼ばれるマルコーニは、大西洋横断の通信実験に成功した。
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無線電信によって、遠く離れた戦地の状況がリアルタイムに本国へ伝えられるようになった。
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